十三駅前 肛門科(女性医師) 肛門疾患

TEL.06-6300-7145
内科・肛門科(女性医師)よどがわ内科クリニック
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肛門に関すること
Anal disease

肛門の症状に一人で悩んでいませんか?

薬や生活習慣の改善で治るものもあります 早期に診察を受けましょう

 肛門科からのお知らせ

関西の肛門外科医の権威、岡空達夫先生と齋藤徹先生の下で学び、肛門疾患で有名な大阪中央病院、大阪北逓信病院での勤務経験のある女性医師が診察を担当しております。
まだ全国でも数の少ない日本大腸肛門病学会の肛門科(IIb)専門医です(特に、大阪府内の専門医を取得している女性医師は5名程度です(2017年現在))。
肛門疾患を専門とするまでは、大阪大学医学部附属病院や大阪労災病院、大阪警察病院などで胃がんや大腸がん、炎症性腸疾患などの消化器・一般外科の研修も受けており、肛門疾患だけでなく、その他の病気が疑われる場合も、適切な治療方針を提供いたします。

肛門疾患は手術なしで薬や生活習慣の改善で治るものもありますが、手術をしなければ治らないものもあります。「肛門科」と聞くと、手術を前提としたイメージがあり、手術に対する漠然とした不安などで、受診をするのが遅れてしまうことがあると思います。

でも、早期に診察を受けることで、手術をせずに症状の改善が得られる、悪化する前に手術を受けることで小さな手術で治せる、自己判断で肛門疾患と思い込んでいただけで別の病気と分かって必要な治療が受けられる、などの可能性があります。

 

よどがわ内科クリニックでは手術が必要な場合、大阪中央病院の肛門外科や、大阪北逓信病院で勤務や研修を受けた先生方が開業・勤務されている、土曜日や夕方などに対応可能なクリニックなどへの紹介をさせていただきます。

 

上月雅友医師(副院長 兼 肛門科顧問)の診察を開始します

2017年6月より、上月雅友医師の診察を開始しました。

上月医師は元産婦人科医で専門医資格も取得しており、産婦人科領域の疾患にも精通しています。

産婦人科医として勤務している時、肛門の病気に悩む多くの女性に出会い、肛門科に転向しました。

肛門科医として既に8年以上の経験があり日本大腸肛門病学会専門医も取得しています。

関西の肛門科の権威である黒川彰夫先生や齋藤徹先生に師事し、大阪北逓信病院、大阪中央病院にも勤務した経験があり、野田裕子医師の兄弟子に当たります。

関西には肛門科を専門とする女性医師が少なく、肛門の病気に悩む女性の方が受診しやすいように、よどがわ内科クリニックでは毎週水曜日に「女性患者様専用の肛門科診療時間(レディースデイ)」を設けました。しかしながら、たくさんの方にお問い合わせ・ご来院いただいているため、野田裕子医師1人だけではかなりの待ち時間が発生し、ご迷惑をおかけしている状況です。そこで、男性医師ではありますが、人柄も温和で多くの方に慕われており、産婦人科専門医の資格もあり、女性の皆様の強い味方となってくださる上月雅友医師にも当クリニックのレディースデイを担当していただくことといたしました。

特に妊産婦さんにとっては、使用できる薬に制限もあり、診察や治療に不安があると思います。 妊娠の状況に応じての使用可能な薬や治療法の判断も上月医師なら的確で、安心して受診していただけると思います。

また、肛門の病気は見えない部位で、症状も分かりにくい部位なので、産婦人科を受診すればよいのか、肛門科を受診すれば良いのか迷う場合も、上月医師ならばどちらの診断も可能です(ただし、当クリニックでは肛門科の治療を担当しており、産婦人科の治療器具や投薬が完備されていないため、産婦人科領域の病気のみと判明した場合は専門医療機関にご紹介いたしますので、ご理解ください)。 上月医師の外来も野田医師同様、事前にご予約が可能です。

一人で悩まず 正しい診断・治療を受けましょう

日本語は表現が豊かなので、『脱肛』と言っても、はれている、ふくれている、飛び出している、できものがある、など、いろいろな訴えで受診されますし、自分自身の目で見える部位ではないため、違和感があるものの、実際にどうなっているのか自分でもよく分からない、という方も多いです。 インターネットを見ると、非常に良い解説、とても参考になる体験談などもある一方で、残念ながら、古い情報(昔の治療法)や偏った知識での解説、誤った診断・治療を受けてしまっている体験談なども見られます。

少しでも共通する症状があると、本当は違う別の病気なのに、その記事と同じ状態と思い込んで一喜一憂してしまうこともあると思います。 肛門という部位のため、他人に相談しにくく、インターネットで誤った情報も氾濫していることから、受診するには勇気がいるかも知れませんが、まずは気軽に診察に来ていただければと思います。

 

困っている症状、心配な症状があれば、診察をさせていただいた上で、必要な検査や治療をご説明、ご提案いたします。

痔の種類と症状

いぼ痔(内痔核・外痔核)

『いぼ』が出来ている、はれている、ふくらんできる、何か出来ている、飛び出している、といった症状や、出血、痛み、かゆみ、下着の汚れなどの症状が見られますが、程度が軽い場合は、自覚症状はなく、検診(直腸診や大腸内視鏡検査)などで指摘されて初めて気付く方もおられます。

本来は痔核のことを指しますが、直腸粘膜脱や直腸脱、皮垂、見張りイボ、肛門ポリープなどでも、同じような症状が出ることがあります。

 

解剖的な位置、成分などにより、あまり痛くないものと痛みの強いもの、あまり出血しないものや出血しやすいものなどがあります。軽い痛みをかゆみと感じる場合や、直腸粘液が肛門付近に付着することでかゆくなる場合、あるいは、脱出や下着の汚れを気にし過ぎで、肛門を清潔にし過ぎ(温水洗浄便座で洗い過ぎ、トイレットペーパーでふき過ぎ)て、乾燥してかゆくなる場合などもあります。ただ、いぼ痔が邪魔をして便が出ない、ということは滅多にありません。

 

基本的には良性疾患で、すぐに生命に危険が及ぶ病気ではないため、手術をして根治しなければならない、というものではありませんが、いぼ痔と思い込んでいて、実は大腸癌だった、ということや、出血を何年も放置していて、輸血が必要なくらい貧血が進むということもあります。また、『嵌頓(かんとん)』と呼ばれる、痔核が飛び出したまま戻らず、肛門に絞め付けられて腐ってくるという状態になると、かなりの激痛を伴い、難しい手術になることがあるので注意が必要です。

 

軟膏の塗布や薬の内服で、気にならないくらいまで改善する方もおられますし、切除の手術ではなく、注射で治せる(ジオン注による硬化療法)ものもあります。また、正式な切除だけでなく、結紮で血流を遮断し、痔をしぼませるという方法もあり、切除よりも手術後の痛みや術後出血の合併症も少なくなります。

いぼ痔(内痔核)
いぼ痔(外痔核)

あな痔(痔瘻)

肛門(直腸)内から皮膚に細いトンネルが出来るもので、痔瘻のことを指しますが、肛門周囲膿瘍、直腸周囲膿瘍や、裂肛(きれ痔)を伴う場合もあります。

トンネルの入口と出口が開通している場合は、膿が出る(血が混じることもある)、下着が汚れる、という症状になりますが、出口が皮膚に開通せず、洞窟のような状態で身体の中で止まっていると痛くなったり、はれたり、熱が出たり、赤くなったりします。

 

完成した痔瘻は手術でしか治せませんが、出来たばかりの新しい痔瘻の場合は、適切な処置(膿を抜く=切開排膿)や抗生物質の内服で完治することもあります。目安は発生してから1ヵ月以内で、手術なしで処置や内服のみで完治する確率は30%前後です。

 

手術方法は主に3通りで、範囲が小さく浅い痔瘻は切除(レイオープン)、あるいはトンネルを繰り抜いて縫って閉鎖する方法(くり抜き)の2通り、広範囲あるいは痔瘻が曲がりくねっている時は、必要な部分のみ切除して、医療用の輪ゴムのようなチューブを留置して少しずつ直していく方法(シートン法)となります。

あな痔(痔瘻)

きれ痔(裂肛)

裂肛のことを指しますが、何度も繰り返すと、その付近の組織が反応して、見張りイボとよばれる皮膚の突起や、肛門ポリープを伴うこともあります。

また、痔核が動くことで、牽引されて出来る裂肛もあります。 直腸・肛門の血流は豊富で、トイレの便座に座ると力がかかるため、数mmのキズでも派手に出血することがあります。また、数mmでも、肛門は寝ても座っても圧力がかかる部位であり、排便時には肛門が拡張し、できたキズを広げるように動くため、強い痛みを感じます。

 

無治療でも、数日~数週間で自然に治癒することが多いのですが、軟膏の塗布や薬の内服で、治癒を早められます。 手術が必要になることは少ないのですが、肛門が狭いことで裂肛が出来やすくなっている場合や、痔核の動きで牽引して出来ている場合など、投薬だけで改善が乏しい時は手術を検討します。

きれ痔(裂肛)
※辻中病院 柏の葉 赤木一成先生より許可をいただきリンクしております。
ジオン注射
内痔核(いぼ痔)を切らずに治すジオン注(痔核硬化療法)

いぼ痔の治療には『薬を塗る』、『切る』以外に、痔核(痔そのもの)に『注射を打つ』という選択肢があります。

薬で治らなければ、すぐに必ず手術が必要という訳ではなく、痔核に専用の薬を注射することで改善が得られる場合があります。

 

40年以上前からパオスクレーという薬があり、その成分はフェノールアーモンド油で、痔核に注射することで静脈瘤様変化を起こしている血管を圧迫閉塞させて止血し、次第に痔核を縮小させ、硬化させて小さくするというものでした。

適正な場所に投与すれば副作用も少なく、80%くらいの確率で止血できますが、残念ながら、出血量がかなり多い痔核などでは効果が出にくく、止血効果は期待できても縮小効果は低いことから、半年から1年くらいの間に再発してしまうことがあります。

 

2005年から日本で認可されたジオンという薬は、そのパオスクレーよりも痔核を小さくする作用が強く、痔核のタイプによっては切除する手術に匹敵する根治性が得られます。

日本で認可されたのは10年くらい前ですが、もともとは中国で50年くらい前から使用されていた『消痔霊(しょうじれい)』の添加物を一部改良したものなので、既に治療効果は確認されています。

有効成分は硫酸アルミニウムカリウム水和物・タンニン酸(Alminum potassium sulfate hydrate・Tannic Acid)で、その英名の頭文字を取って、ジオンを注射して痔核を硬化させる治療法のことを『ALTA(アルタ)療法』とも呼びます。また、薬を注射して効果が出る場所のポイントが4箇所(痔核の奥、手前、真ん中の深い所と浅い所)あり、その4箇所に適切な量を注射していくことから、『四段階注射法』とも呼びます。

ジオンを注射すると、無菌性炎症(細菌感染などではない炎症)が起こり、それを治そうとする身体の反応(組織修復過程の肉芽形成や線維化)によって痔核は硬くなって縮小します。その反応は約半年かけて起こりますが、注射したその直後から、急性の炎症反応の影響(血管透過性の亢進、局所血液の濃縮など)で血流が停滞し、注射当日から数日で出血は減り、早期に効果を実感できます。

 

パオスクレー同様、適切な投与方法を守れば、大きな合併症・副作用は少ないのですが、パオスクレー以上に薬の効果が強く、炎症に対する身体の反応の結果、一時的に硬くなり過ぎて違和感や疼痛を感じたり、表面の粘膜が荒れて、痔核の出血は止まっても、荒れた粘膜からの少量の出血が続くこともあります。

ただ、ほとんどの合併症・副作用は、少し我慢して塗り薬などで様子を見ると、自然に治るものが多いので、そういう点でも、切除による手術より負担が少ないと言えます。

 

治療に際し、特殊な投与技術(四段階注射法)や、合併症・副作用に対する対応能力・知識が必要なため、決められた講習会を受講した専門医でなければ治療が出来ないことになっております。

当院でのジオンによる硬化療法

当院でのジオンによる硬化療法

ジオンによる硬化療法は、合併症・副作用も少なく、外来で日帰りでも出来る上に、効果の強い良い治療と言えますが、数%~15%くらいの再発があると報告されています。

いぼ痔(痔核)のどの部位に、どれくらいの量を注入するか等、施行医師の経験や技術もありますが、成功率に影響する大きな要素は『適応の見極め』、つまり、正確な診断です。

 

いぼ痔には、厳密にはいろいろ種類があり、ジオンの良い適応は内痔核です。『硬化療法』、すなわち、硬くする治療なので、治療後は注射をした部位は硬くなるので、痛みを感じやすい神経が発達している外痔核には投与できませんし、痔核よりも肛門の奥の部分の直腸が弛む直腸脱や直腸粘膜脱もいぼ痔として扱われることがありますが、それらには効果が乏しくなります。

 

当院では適応を十分に判断し、ジオンによる硬化療法で良くなる可能性が高い方にはお勧めいたしますし、あまり効果が期待できないタイプのいぼ痔の方には、他の治療法をご紹介いたします。

肛門の病気を予防するには

肛門の病気は、排便と密接に関係します。

排便が良好であれば、肛門の病気になる可能性も非常に低くなります。

排便を良好にするには、ストレスをなくし、規則正しい生活をし、理想的な食生活を送って身体を冷やさないことが大切ですが、現実的には全てを満たすことは難しいと思います。

でも、トイレに長く座らない、暴飲暴食をしない、温水洗浄便座の誤った使い方をしない、という3点は、すぐに実践できると思いますし、実践すべきです。

トイレに長く座らない

通常の椅子に座った状態と違い、たとえ便を出すように力を入れていなくても、肛門むき出しの状態で便座に座る体勢は、ただ座っているだけでも肛門に負担がかかっています。 痔などの影響で、便がないのに便を出したいような感覚がする、あるいは、便秘は悪いことで1日最低1回は排便をしなければならないと強く思い込み、30分や1時間以上もトイレで頑張るという方や、トイレで読書をしたり、スマホをいじったりする方も多いと聞きますが、トイレの便座に座る時間は、目標5分以内です!

暴飲暴食をしない

いろいろと楽しみや付き合いもあると思いますが、極端な暴飲暴食は下痢の原因となり、当然、肛門には負担がかかります。

また、アルコールは出血・むくみを悪化させるので、控える方が望ましいです。

温水洗浄便座の誤った使い方をしない

温水洗浄便座は、今や日本の誇れる文化の1つとなっており、確かに、弱めのモードで5秒くらい使用し、優しくトイレットペーパーでふき取ることは良いことです。

しかし、診察をしていると、非常に強いモードで長い時間洗浄し、さらにトイレットペーパーで何度もふき取る方、浣腸のように肛門の中にまで水が入るように当て続ける方などがかなりおられることが分かりました。

極端な表現になりますが、犬や猫など動物は、排便後に完璧に肛門を清潔にすることはありませんが問題はなく、病気にもなっていません。

社会生活の中で、排便後、ふかずにそのまま、という訳にはいかないと思いますが、過度の洗浄により、肛門部の皮脂も洗い流されて乾燥し、かゆみや肛門の知覚異常をきたす場合があります。

温水洗浄便座の誤った使い方をしない
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